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建材商況

需要期迎え、出荷堅調

木質・非木質建材製品は、11月に入り本格的な需要期お迎えている。9月の新設住宅着工戸数は、8万8539戸で前年同期比19.4%増と13ヵ月連続で増加。秋需や消費税増税前の駆け込み需要なども重なり、堅調に推移している。そのため、木質・非木質建材、住設機器などの出荷が住宅メーカーや大手分譲系ビルダー向けを中心に堅調に推移している。特に複合フロアや石膏ボードは、その動きが顕著だ。

一方、窯業系サイディングは10月の出荷量は前年同期比を上回る水準を維持しているが、予想以上の伸び幅が見られずに若干期待外れ感を指摘する声も出ている。

 

(日刊木材新聞 H25.11.15号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com


キッチン大手3社とも売上増

キッチン・バス業会が発表した13年4~9月のシステムキッチンの出荷は61万176台(前年比12.7%増)となった。キッチンメーカー大手3社の上期決算も、これを反映している。

LIXILグループの国内向けキッチンの売上高は523億円(同9.6%増)。2月に発売した「サンヴァリエ〈リシエル〉」がけん引役となった。タカラスタンダードの、厨房機器の売上高は507億8100万円(同13.5%増)で、新商品のえマージュが好調で、中・高級品の売り上げが同30%増となった。クリナップの厨房部門の売上高は456億3700万円(同9.4%増)で、11年6月に発売したクリンレディがロングランヒットとなっている。

現在も、生産現場やショールームはフル回転で、下期の売り上げにも期待が掛かる。ただ、LIXILは人造大理石天板仕様のキッチンの納品に遅れが出ており、他社へのシフトも含め、影響が注目されている。



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