住宅情報

中古住宅・リフォームトータルプラン策定 ~国土交通省~

既存住宅の長期優良住宅制度で具体化

国土交通省は27日、中古住宅・リフォームトータルプランを策定した。一昨年6月に閣議決定した新成長戦略の中に盛り込まれた。2020年までに中古住宅・リフォーム住宅の市場を20兆円に倍増させるという目標を達成するための施策がまとめられている。従来の新築中心の住宅市場から転換し、リフォームで質・性能を高めた良質な中古住宅の流通を促すことで、高齢化や人口減少により多様化する住宅ニーズに対応する。

中古住宅の流通を促すため、インターネットなどによる中古住宅の情報提供を充実させるほか、中古住宅インスペクションのガイドラインも策定する。住宅性能表示制度については、20年までに流通する中古住宅の約2割に利用者を目指す。消費者の関心が高い、住宅の1次エネルギーの見える化については、12年度中に新築住宅を対象に評価方法を等について検討し、住宅性の表示制度に組み入れる。

 

 

(日刊木材新聞 H24.3.30号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com

 



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