住宅情報

リフォーム事業に参入 ~高島屋~

高島屋(大阪市、鈴木弘治社長)は今秋、住宅のリフォーム事業に乗り出す。百貨店の店舗で注文を受け、設計から協力工務店による施工まで一貫して手掛ける。リフォームへの参入を家具や家電製品などの販売拡大にもつなげる方針だ。

リフォーム事業は、商業施設などの内装工事を請け負う子会社の高島屋スペースクリエイツ(東京都、明比実也社長)が始める。同社は、高島屋建装事業本部と高島屋工作所が統合して設立された。

同社はこれまで、オリジナル家具の製造とともに、店舗デザイン、施工などを手掛けてきた。このような実績を基に、同社は水周りの工事や屋根瓦のふき替えのほかに、太陽光発電装置の設置なども手掛ける予定だ。

高島屋はこれまで、リフォーム依頼には外部の業者を紹介していた。今後は、子会社の建築士らが工事を請け負えるように教育し、施工は協力業者に委託する。今秋をめどに首都圏、関西でサービスを始め、段階的に全国に広げる。

高島屋には外商顧客や自社クレジットカードのゴールド会員が30万人おり、シニアを中心とした富裕層の顧客基盤をリフォーム事業に生かす。

同事業の13年2月期の売上高目標は7億円。17年2月期には35億円を目指すという。

 

 

(日刊木材新聞 H24.6.14号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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