住宅情報

ゼロ・エネルギー時代がやってくる?!


住宅・建築物の省エネ・低炭素を強化へ


国土交通省は、「新産業・新市場の創出」に向けた取り組みの一つに<住宅・都市・交通分野の省エネ・低炭素化>を打ち出している。


その中で、省エネ・低炭素化は、地球温暖化防止に貢献するだけでなく、先導的な省エネ技術や
再生可能エネルギーの活用技術などがグローバルなハイテク分野での日本の競争力にもつながる、としている。


 


特に今、民生部門でのエネルギー消費量を削減していくことが大きな課題になっている。


その解決策の一つとして、国土交通省・経済産業省共同事業【住宅のゼロエネルギー化推進事業】が平成24年度に創設された(本年度の応募期間は終了)。


これに先行して被災地での住宅。建築物のゼロ・エネルギー化モデル事業も進められている。


同時に官庁施設のゼロ・エネルギー化モデル事業も進められている。


同時に官庁施設のゼロ・エネルギー化(義務化に向けた低炭素基準の策定、震災復興モデル事業)や、災害時には地域の防災拠点となる学校建物のゼロ・エネルギー化を文部化科学省との連携で実現・促進に取り組むなど、ゼロ・エネルギー時代に向かう国の動きが活性化している。


平成24年度中には断熱指標と一時エネルギー消費量指標を組み合わせた「省エネ性能の評価基準」策定、平成25年度前半には住宅性能表示制度」構築も計画されている。「ゼロ・エネルギー住宅」が日本の住まいづくりのスタンダードになる日が来るかもしれない!


ゼロ・エネルギー時代がやってくる?!


ゼロ・エネルギー住宅とは


住宅のエネルギー消費量の効率化を減らすには、住宅躯体の断熱性能を高めてエネルギーの効率化を図ることが不可欠。


同時に、建物・設備機器などを含む総合的な視点からの省エネによって一時ネルギー消費量を半減させる。


これに太陽光等の再生可能エネルギーによる「創エネ」をプラスすると、年間の一次エネルギー消費量を実質上概ねゼロにできるというのが「ゼロ・エネルギー住宅」だ。


 


<Bulls Business 2012.7号掲載記事抜粋>



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