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木材エコポイント検討中 ~環境省~

現在、各省庁では13年度予算で何を行うのかがまとめられている。そのなかで、環境省では温暖化対策の新たな取り組みとして、木材製品にエコポイントを付ける制度の創設を検討している。同省は、鉄や石油製品と比べ木材を選べばどれぐらいのCO2を削減できるかなど、木材利用の効果を慎重に精査する必要性があるとしている。

現在検討中なのは、家電エコポイントと同様に、対象となる製品を設定し、それを購入した者へ一定のポイントを付けるもの。

家電エコポイントや住宅エコポイントは、省エネルギー対策に焦点が集まっていた。木材エコポイントは地球温暖化防止のためのCO2削減を目的として、創設が検討されている。それゆえ環境省では、同じ製品でも木材で作った方が、鉄やプラスチックなどに比べCO2排出量が少ないかどうかなど、様々な視点でCO2削減効果を検証しなければならないとしている。

対象製品を木材全般とするか範囲を絞り国産材とするか、また家具や日用品から柱や梁など住宅部材まで含めるかなども白紙の状態から検討されている。

各省庁が来年度予算を概要要求として公表するのは8月末。木材エコポイントが実現に向けて動き出すか否かが注目される。

 

 

 

(日刊木材新聞 H24.7.20号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com

 



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