住宅情報

最先端の環境設備や技術に触れる~木住協資材・流通委員会~

低炭素モデル地区「とよたエコフルタウン」見学

日本木造住宅産業協会(矢野龍会長)の資材・流通委員会は24日、愛知県豊田市で今年第1回の見学会を実施し、委員会メンバーら30人が参加。低炭素モデル地区「とよたエコフルタウン」でパビリオンやスマートハウスなど最先端の環境設備を見学した。

豊田市は09年に東海地方で唯一、国から「環境モデル都市」に選定され、低炭素社会システム実証プロジェクトや次世代エネルギーモビリティ創造特区など、低炭素社会実現に向けた実証などを企業とし連携して進めている。

とよたエコフルタウンは、低炭素社会実現への取り組みを「見える化」して国内外に情報発信するための施設で、今年5月にオープンした。全体面積は約1万7000平方メートルで、現在は第1期分(約7000平方メートル)のパビリオンやスマートハウス、ITS(高度道路交通システム)を公開中。2014年度末までには第2期施設として燃料電池バス等にエネルギー供給する水素ステーションやマルチモービルステーション、地産地消ハウスなどが整備される予定だ。

見学会では、豊田市の取り組みや同タウンの概要の説明を受けた後、2班に分かれて各施設を見学した。パビリオンは映像や体感型設備でスマートライフや最新の環境技術などを学べる施設で、外部には20キロワットの太陽光発電パネルや全7基の蓄電池、次世代自動車への充電設備などを整備。また壁面はメンテフリーの苔パネルで緑化されている。

 

 

(日刊木材新聞 H24.7.28号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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