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省エネ法改正先送り 既存住宅対策に遅れ

通常国家が閉会したが、審議ストップの影響などで多くの重要法案が成立せず、継続または廃案になった。

その1つが、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)の一部を改正する法律案。

今回の改正案では、トップランナー制度に、新たに断熱材や窓、水回り設備等を追加することが盛り込まれていた。

改正によって、既存住宅・建築物の省エネ対策の推進が期待されていたことから、関係者の落胆は大きい。

法案審議は継続されるが、来月に予定される臨時国会も開会後に総選挙の実施が予想されるため、成立のめどが立たない。

来年の通常国会まで審議が持ちこされると、来年4月からの施行は事実上不可能で、早くとも2014年4月から施行へと先送りされることになる。

 

 


日本住宅新聞 最新号(2012年9月15日号)掲載記事

詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/

 

 

 



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