住宅情報

保険事故の抑制に注力する保険法人

雨漏り自己抑制に検査・教育に注力

新築なのになぜ雨漏りが起こるのか。防水材料が進化しているのにも関わらず無くならない雨漏り事故。

雨漏り事故事故の抑止は、住宅瑕疵問題解決の最重要課題になっている。

住宅瑕疵保証が任意制度であった平成20年までと、住宅瑕疵担保履行法による住宅瑕疵担保責任保険の運用が始まった平成21年以降を通じても、保険(保証)事故率の傾向に大きな変化は起きていない。(株)日本住宅保証検査機構(略称JIO)の場合、一年あたり全契約数の約0.1%に保険事故が発生し、その内の約9割が雨漏り事故であるという。他の住宅瑕疵担保責任保険法人も同じような傾向にあるようだ。

しかし保険事故の約9割が雨漏り事故に集中するとなると、雨漏り事故は偶発的、突発的な損害を担保する保険との齟齬が生じてくる。雨漏り事故に共通原因が存在し、その原因が解明され、保険事故発生を抑止できれば、保険金支払額も減少し、ひいては保険料低減の形で工務店利益にもつながろう。

 

 

日本住宅新聞 最新号(2012年11月5日号)掲載記事抜粋
詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/



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