地域材の付加価値化へ~地域型住宅ブランド化事業~
地域材の付加価値化へ~地域型住宅ブランド化事業~
サプライチェーン構築を
地域型住宅ブランド化事業の第2回募集が12日で締め切られた。
2回目の応募状況がはまだ分からないが、1回目の採択グループが多く、1グループあたりの補助金の予算が少なく構成員にいきわたらないところが多かったところもあり、1回目に比べてややトーンダウンした感は否めない。
予算額の配分が限られたことで、1戸当たりの配分額を引き下げ、対象と数を増やすことを認めた、実際には補助枠の消化に苦戦するグループも出ている。
山元から製材、加工、設計、施工などサプライチェーンを形成し、地域材を流通させていくこの仕組みは地域材を施主にアピールできる場である。
木材業界にとっては有効な供給システムの構築にも役立ち、地域材の付加価値化にもつながる可能性のある事業ともいえる。
(日刊木材新聞 H24.11.15号掲載記事抜粋)
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