住宅情報

グッドデザイン賞を受賞

強度高めるロイヤルSSS構法で

住宅フランチャイズ事業のロイヤルハウス(名古屋市、森田勉社長)はこのほど、同社オリジナル工法「ロイヤルSSS(スリーエス)構法で」2013年度グッドデザイン賞(主催=日本デザイン振興会)を受賞した。

昨年度受賞の住宅モデル「外暮らしの家」に続いて2年連続となる。

現在の木造住宅は、接合部の強度を上げるために金物が用いられるケースが多いが、ムク構造材では経年による収縮等が起こり、長く住まう間に接合部が緩んでしまうという課題があった。ロイヤルSSS構法は、木材内部に金物を埋めて柱の中心部でしっかり接合することで、内側に向かって収縮する木材の性質を活用しながら強度を高めるという逆転の発想から誕生した。この工法は11年9月の投入以来、全国のFC店により300棟以上の導入・施工実績がある。今回の審査では、接合金物を使用しながらも、かつて仕口接合のような「引き寄せ」の機能を備えている点などが評価された。接合部の緩み対策のほか、シンプルな施工方法で木造住宅の品質を安定化できる点、ムク材対応で伝統的な木組みの美しさを表現できる点も特徴として挙げられる。

 

 (日刊木材新聞 H25.10.4号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



広告

おすすめサイト

新着情報

お電話でのお問い合せはこちら(受付時間:10:00〜17:00)

052-689-5551