国産材サッシ、断熱性能評価を発表~日本木製サッシ工業会~
国産材サッシ、断熱性能評価を発表~日本木製サッシ工業会~
即時交換で提案も呼びかけ
日本製サッシ工業会(川上伊登志会長)は6月19日、東京都内で総会を開き、12年度に林野庁補助事業で行った、国産材サッシの断熱性能評価について報告した。
2層の杉の間にキリを挟み3層にした枠材に、3層ガラスを用いた内開き窓の性能が、熱貫流率(U値)1.06が認められ、国産材で断熱性能の高い木製サッシが実現することが確認された。
現在、国内の木製サッシメーカーが用いている樹種は、米松や米ヒバ、ニャトーが中心だが、公共建築物を中心に国産材仕様の要望も根強く、特に最近は増える傾向にある。
林野庁も国産材の用途開拓の一環で、補助事業を行っている。
12年度は、ゼロエネルギー住宅やパッシブハウスなどで関心が高まっている、高断熱性能の窓を、国産材で作る場合の性能評価と計算方法の確立が目指された。
(日刊木材新聞 H25.7.9号掲載記事抜粋)
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