政策・補助金等

木材卸の脱税で懲役1年を求刑

名地裁公判、社長に

約6件万円を脱税したとして法人税法違反の罪に問われた名古屋市中区の木材卸売会社、中央木材市売と社長の友松芳美被告(63)の論告求刑公判が23日、名古屋地裁であり、検察側は友松被告に懲役一年、法人としての同社に罰金1700万円を求刑した。

検察側は「脱税額は高額で、簿外口座へ移す際に正当な取引を装うなど偽装工作をしており悪質だ」と指摘した。

弁護側は最終弁論で「木材業界の不況が背景にあり、動機は私欲ではない。反省し心から悔いている」と執行猶予を求めた。

起訴状などによると、同syは製材業者などから委託を受けて木材を市場で販売する際、事前に業者と約束した価格と実際の売値との差額を売り上げから除外。

2009年6月期からの三年間で2億300万円の所得を隠し法人税約6千万円を脱税したとされる。

 

中日新聞 2013年7月24日掲載記事抜粋

中日新聞(CHUNICHI Web) http://www.chunichi.co.jp/

 



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