ベトナム人実習生で建て方チーム編成 ~職人不足に対応、競争力強化へ~
ベトナム人実習生で建て方チーム編成
職人不足に対応、競争力強化へ
金物工法プレカットのサンクレテック(千葉県袖ヶ浦市、山口紳一郎社長)は、ベトナム人実習生によるフレーマーチームを編成し、建て方事業を強化する。
受け入れ期間の3年から5年への延長など外国人技能実習制度の拡充が検討されていることを踏まえ、従来、工場の働き手として受け入れていた8人の実習生を建て方に振り向けるとともに、今年度新たに6人を受け入れ、フレーマーとして養成する。
実習生の活用により、これまで外注のみで対応していた建て方を内製化し、競争力強化と規模拡大を図る。
同社は、4月1日付で社員2人と実習生8人で施工課を立ち上げた。実習生は過去2年間で4人ずつ受け入れており、本来なら来年2月に1期生4人が3年間の受け入れ期限を迎える。期限の延長が決まれば今年度受け入れる6人と合わせて総勢14人となるが、そのまま終了となっても10人は確保でき、社員をリーダーに3チームは組織できると見ている。
もともと実習生は工場内の労働力として受け入れを開始し、これまでは主に金物の取り付けなどを手掛けてきた。一方、建て方は4年ほど前から参入していたが、工務店や大工への外注対応のため、機動力に乏しかった。
職人不足で高まる建て方のニーズに応えるには内製化が不可欠だが、国内で人材を確保、育成するのは用意ではない。外国人実習制度なら労働力を確保しやすく、工場内の労働にも振り向けられるため、繁閑差や悪天候にも柔軟に対応できる。施工精度が高い金物工法なら在来工法に比べ習熟もしやすい。
労働力対策として精度の拡充が検討されるなか、5年間への期間延長が決まれば十分な戦力になると判断した。
(日刊木材新聞 H26.06.24号掲載記事抜粋)
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