住宅情報

来年4月から改正基準へ~省エネ・低炭素基準合同会議~

最終回となる省エネ・低炭素基準合同会議(第4回)が15日に行われ、13年ぶりに改正される省エネ基準と同基準よりも10%ハードルの高い低炭素建築物の民定基準が了承された。

改正主エネ基準の施行は13年4月1日から。原稿の省エネ基準は14年3月31日まで適用を認め、混乱を避けるため、来年1年間は新基準予旧基準を併用できるようにする。

また、改正省エネ基準の公布は今年12月に、低炭素建築物認定基準と同時に行われるが、認定低炭素住宅制度の施行は一足早く今年12月に、認定基準の公布と同時に行われる。

都市低炭素化促進法が9月5日に公布され、3カ月以内の施行と決められているため、認定低炭素住宅制度は12月3日または4日に施行される可能性が高い。

認定低炭素住宅の認定申請に必要なウェブの計算プログラムは11月26日に試用版が公表されることになったが、正式版は基準の公布日にリリースするとしている。

また、省エネ基準が見直されたことから、設計・施行指針、住宅性能表示制度、長期優良住宅認定制度、CASBEEなどの関連制度についても基準が見直される見通しだ。

 

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.17号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com

 

 



10月受注は軒並み大幅増~大手住宅会社~

昨年の水準の反動増も

大手住宅会社の10月の受注は前年比で2桁増となったところが多く、9月から一転して好調な結果となった。

しかし、前年同月の受注水準は、住宅エコポイント制度やフラット35S金利優遇策の早期打ち切りにより低位だったため、今年10月の受注は相対的に大きく見ており、住宅市場そのものが動き出した実感はまだない。

消費税の駆け込み需要も、「顧客との会話のなかで話題として出てくるようになった」程度で、受注増は来年4月以降になるとの見方も浮上している。

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.17号掲載記事抜粋)

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地域材の付加価値化へ~地域型住宅ブランド化事業~

サプライチェーン構築を

地域型住宅ブランド化事業の第2回募集が12日で締め切られた。

2回目の応募状況がはまだ分からないが、1回目の採択グループが多く、1グループあたりの補助金の予算が少なく構成員にいきわたらないところが多かったところもあり、1回目に比べてややトーンダウンした感は否めない。

予算額の配分が限られたことで、1戸当たりの配分額を引き下げ、対象と数を増やすことを認めた、実際には補助枠の消化に苦戦するグループも出ている。

山元から製材、加工、設計、施工などサプライチェーンを形成し、地域材を流通させていくこの仕組みは地域材を施主にアピールできる場である。

木材業界にとっては有効な供給システムの構築にも役立ち、地域材の付加価値化にもつながる可能性のある事業ともいえる。

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.15号掲載記事抜粋)

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保険事故の抑制に注力する保険法人

雨漏り自己抑制に検査・教育に注力

新築なのになぜ雨漏りが起こるのか。防水材料が進化しているのにも関わらず無くならない雨漏り事故。

雨漏り事故事故の抑止は、住宅瑕疵問題解決の最重要課題になっている。

住宅瑕疵保証が任意制度であった平成20年までと、住宅瑕疵担保履行法による住宅瑕疵担保責任保険の運用が始まった平成21年以降を通じても、保険(保証)事故率の傾向に大きな変化は起きていない。(株)日本住宅保証検査機構(略称JIO)の場合、一年あたり全契約数の約0.1%に保険事故が発生し、その内の約9割が雨漏り事故であるという。他の住宅瑕疵担保責任保険法人も同じような傾向にあるようだ。

しかし保険事故の約9割が雨漏り事故に集中するとなると、雨漏り事故は偶発的、突発的な損害を担保する保険との齟齬が生じてくる。雨漏り事故に共通原因が存在し、その原因が解明され、保険事故発生を抑止できれば、保険金支払額も減少し、ひいては保険料低減の形で工務店利益にもつながろう。

 

 

日本住宅新聞 最新号(2012年11月5日号)掲載記事抜粋
詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/



社会保険の未加入対策スタート 建設業の許可・更新時に加入状況を提出

建設業の社会保険加入を促進する新たな取り組みが今月からスタートした。

今後、建設業の許可・更新の申請に当たっては、保険加入状況を記載した書面の提出が必要になる。

国・都道府県担当部局による事業所への立ち入り検査の際にも保険加入状況が確認される。

 

 

最新号(2012年11月5日号)の各面

4面 私の工務店経営・社説
5面  環境・エネルギー/プラスエナジーハウスプロジェクト(住まいと環境 東北フォーラム、(有)フォレスト21)
6面  人材育成・伝統技能/第50回技能五輪全国大会
7面  森林・木造/多摩産材普及への取り組み
8面  特集 防水施工
9面  連載/バランスづくりの鍵(9)手塚純一
11面 平成24年9月新設住宅着工戸数

日本住宅新聞 最新号(2012年11月5日号)掲載記事
詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/

 

 



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