住宅情報

認証製品のマーケット拡大に本腰

検索サイトでユーザーと接点

国際的な森林認証制度FSCは、認証製品のマーケット拡大に向けた取り組みを世界規模で強化している。

11、12年に国際規模での市場調査を行い、認知度や需要の高まりを確認。

これを受け、認証製品を検索できるサイトを今年末にオープンし、需要の定義と拡大を目指す方針だ。

マーケティングキャンペーンの内容は、9月26~28日に東京都内で開かれたジャパンビジネスフォーラム2013で、FSC国際本部から来日した担当者が紹介した。

2年にわたる調査について、各産業分野で認証製品への要望が高まっているとの回答が全体の80%を占め、64%が今後の需要の高まりに備え認証材の調達がよりスムーズになると期待しているとの結果が得られたことなどが示された。

そのうえで、準備が進められている認証製品の検索サイトについて解説がなされた。FCSの正式ホームページでは現在、認証取得者は検索できるが、実際に購入や生産が可能な商品の検索はできない。

検討されているウェブサイトは、認証取得者の情報や供給可能な製品が登録され、世界中のユーザーが認証製品を検索によって探すことができるもの。製品を探しやすくなることで、取引の機会創出や潜在需要の顕在化、新たな市場開発が期待される。

すでに試験運用が始まっており、今年末には英語版がスタートし、来年度には日本語版の開発も予定されている。日本でのFSCのCOC認証を取得しているメーカーのなかには、FSC認証の国産材製品の輸出を目指す動きもあり、世界中に情報発信できるウェブサイトの開発を期待する声が早くも聞かれた。

 

(日刊木材新聞 H25.10.5号掲載記事抜粋)

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介護事業へ参入

リビングケアに出資

桧家ホールディングス(埼玉県久喜市、近藤昭社長)が介護事業に参入する。

同社は、同事業を手掛けるリビングケア(横浜市、桑原尚人社長)が実施した第三者割当増資を引き受け、出資した。

出資額は3900万円で、同社の株式占有率は32.5%になる。

桧家ホールディングスは、住宅着工の減少に備えて事業の多角化を図っており、介護事業はそのうちの一つ。

今後、リビングケアが手掛ける高齢者施設は桧家ホールディングスが建設し、事業のノウハウを学ぶことで、将来的には事業の一角とすることを目指す。

リビングケアの桑原社長は、元ワタミの取締役常務執行役員。ワタミの介護事業の立ち上げから事業運営までかかわったのが同氏だが、10年に介護関連のベンチャー企業であるリビングケアを設立した。リビングケアは現在、地域密着型の小規模デイサービス施設を11ヵ所運営。月10万円からの家賃で入居でき、デイサービスも利用できる、新型のサービス付き高齢者住宅の開発も計画している。

 

(日刊木材新聞 H25.10.5号掲載記事抜粋)

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下町を継承する家で受賞

独自技術で空間を効率的に利用

ポラテック(埼玉県越谷市、中内晃次郎社長)が手掛けたポラハウスの注文住宅商品「和美庵」のモデルハウス「下町を継承する家」(加平住宅展示場)が13年度グッドデザイン賞を受賞した。ポラスグループとしては11年連続、通算では21点目の受賞となった。下町と呼ばれる東京都内の木造密集地で建て替える際、敷地の有効利用やプライバシーの確保が重視され、外部に対して閉鎖的なコンセプトの都市型3階建て住宅が増えている。加平住宅展示場のモデルは、足立区や葛飾区など都内下町エリアを対象に、要望の多いビルトインガレージや大容量の収納、屋上庭園などを盛り込みながら、古き良き下町の風情と調和するたたずまいを実現した。

 

(日刊木材新聞 H25.10.4号掲載記事抜粋)

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グッドデザイン賞を受賞

強度高めるロイヤルSSS構法で

住宅フランチャイズ事業のロイヤルハウス(名古屋市、森田勉社長)はこのほど、同社オリジナル工法「ロイヤルSSS(スリーエス)構法で」2013年度グッドデザイン賞(主催=日本デザイン振興会)を受賞した。

昨年度受賞の住宅モデル「外暮らしの家」に続いて2年連続となる。

現在の木造住宅は、接合部の強度を上げるために金物が用いられるケースが多いが、ムク構造材では経年による収縮等が起こり、長く住まう間に接合部が緩んでしまうという課題があった。ロイヤルSSS構法は、木材内部に金物を埋めて柱の中心部でしっかり接合することで、内側に向かって収縮する木材の性質を活用しながら強度を高めるという逆転の発想から誕生した。この工法は11年9月の投入以来、全国のFC店により300棟以上の導入・施工実績がある。今回の審査では、接合金物を使用しながらも、かつて仕口接合のような「引き寄せ」の機能を備えている点などが評価された。接合部の緩み対策のほか、シンプルな施工方法で木造住宅の品質を安定化できる点、ムク材対応で伝統的な木組みの美しさを表現できる点も特徴として挙げられる。

 

 (日刊木材新聞 H25.10.4号掲載記事抜粋)

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新栄合板工業、タマホームに農林大臣が感謝状

利用推進で大建工業、港区表彰

NPO法人活木活木森ネットワークは1日、東京都内で13年度「木づかい運動」の一環として国産材利用の意義や良さについて積極的にPRを行った団体などに「木づかい運動感謝状」を贈呈した。

農林水産大臣表彰(感謝状)では、大規模国産材供給・利用部門で新栄合板工業、タマホーム、国産材利用推進部門で大建工業、東京都港区、木づかい運動推進部門で九州旅客鉄道、酒井産業を表彰した。

木づかい推進月間のキックオフイベントとして開催された。「今年度から地方自治体も表彰の対象に加えた。官公民が一体になって川上、川中、川下の連携で、引き続き木づかい運動を推進してほしい」と吉条良明活木活木森ネットワーク副理事長・全木連会長があいさつした。審査委員長の安藤直人東京大学名誉教授は、「これは表彰状というより感謝状。量的に貢献した新栄合板工業、タマホーム、日本の樹を早いタイミングでアピールした大建工業、みなとモデルとして地方の木材産業と都市を結びつけた港区などを表彰した。表彰された方は大いに喜び、喜びを伝えてほしい」とその狙いを伝えた。表彰式には林芳正農林水産大臣が参加し、感謝状を手渡した。

 

(日刊木材新聞 H25.10.3号掲載記事抜粋)

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