住宅情報

青森県 住宅再建事業の対象拡大 世帯主の3親等以内も補助対象に

青森県は10月24日付けで、東日本大震災の被災者に対し、同県内に住宅を建設・購入、もしくは改修する場合にかかる経費を補助する青森県被災者住宅再建支援事業の対象者を拡大。

被災住宅の世帯主の3親等以内の親族が住宅を再建する場合も、同事業による補助を受けられるようになった。

 

 

最新号(2012年11月5日号)の各面

4面 私の工務店経営・社説
5面  環境・エネルギー/プラスエナジーハウスプロジェクト(住まいと環境 東北フォーラム、(有)フォレスト21)
6面  人材育成・伝統技能/第50回技能五輪全国大会
7面  森林・木造/多摩産材普及への取り組み
8面  特集 防水施工
9面  連載/バランスづくりの鍵(9)手塚純一
11面 平成24年9月新設住宅着工戸数

日本住宅新聞 最新号(2012年11月5日号)掲載記事
詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/

 



建築基準制度部会 建築基準制度見直しへ議論 耐震化促進策など重点的に検討

建築基準制度の具体的な見直しに向けて、社会資本整備審議会建築分科会の建築基準制度部会が10月25日に初会合を開いた。

当面、①木造建築関連基準のあり方②耐震化促進方策のあり方——について早急に議論を進めるほか、③効率的かつ実効性ある確認検査制度等のあり方——についても検討を深める。

部会長には久保哲夫・東京大学名誉教授、部会長代理には浅見泰司・東京大学教授が就いた。

 

 

最新号(2012年11月5日号)の各面

4面 私の工務店経営・社説
5面  環境・エネルギー/プラスエナジーハウスプロジェクト(住まいと環境 東北フォーラム、(有)フォレスト21)
6面  人材育成・伝統技能/第50回技能五輪全国大会
7面  森林・木造/多摩産材普及への取り組み
8面  特集 防水施工
9面  連載/バランスづくりの鍵(9)手塚純一
11面 平成24年9月新設住宅着工戸数

日本住宅新聞 最新号(2012年11月5日号)掲載記事
詳しくは、日本住宅新聞ホームページへ http://www.jyutaku-news.co.jp/



公認ホームインスペクター、1021名受験

日本におけるホームインスペクション(住宅診断)の普及と、ホームインスペクター(住宅診断士)の育成・スキルアップを目指すNPO法人日本ホームインスペクターズ協会(東京都渋谷区:理事長/長嶋修)。

同協会が実施し、四回目となる今年は仙台にも受験会場を増設し、全国6会場で実施。初めて1000名を超え、過去最高の受験者数となりました。

第三者によるホームインスペクション(住宅診断)の普及と診断士育成を行っている同会では、年々消費者のニーズが高まるホームインスペクションの良質な担い手を育成するため、同会が定める診断項目や基準において資格試験や講習を毎年実施しています。

11月4日の公認ホームインスペクター資格試験では、過去最高そして初の1000名超えとなる、1021名が受験しました。(出席率87.8%。対前年比119.1%)

今年は試験項目にマンションを加えたことや、ホームインスペクションへの業界認知度の急速な高まり、地方都市での受験者増が過去最高の受験者数につながったと見ています。名古屋以外の都市では対前年を大きく上回る受験者数となりました。

合格発表は12月4日火曜日、受験者には合否の結果と得点を郵送にて通知します。
また協会ホームページで合格者受験番号と解答番号を発表する予定です。

なお、今年の試験問題の中に1問解答無効となる出題があったため、当日会場で開始前アナウンスのうえ、あらかじめ49問として試験を実施しました。
そのため合格点、合格率すべて49点満点として採点されます。
このことによる受験者の方への影響はありません。

 

【受験者数】 第1回 983名 第2回 667名  第3回 857名
【合格者数】 第1回 186名 第2回 168名  第3回 220名
【合格率  】 第1回 18.9% 第2回 25.2%   第3回 25.7%
【合格点  】 第1回 39/50  第2回 35/50  第3回 34/50
【平 均 点 】 第1回 34.9     第2回 33.5      第3回 32.3
【最 高 点 】 第1回 48     第2回 45      第3回 45
【最 低 点 】 第1回 13     第2回 15      第3回 14

 

 

 



安心して中古住宅が買える 保険・購入支援・融資制度導入 リフォーム需要拡大にも期待

新築住宅市場が縮小傾向にある中で、今後の成長分野として大きな期待を寄せられているリフォーム市場や中古住宅市場。

国土交通省が今春に発表した「中古住宅・リフォームプラン」では中古住宅流通・リフォーム市場の規模を”2020年に20億円市場に拡大する”目標に掲げている。

消費者にとっては少ない負担で購入できる中古住宅ではあるが、従来は保険制度や税制優遇、融資制度などが未整備だった。そこで「中古住宅購入の安心制度」「中古住宅購入の減税制度」「中古住宅購入の融資制度」を3本柱とする、消費者が安心して中古住宅を購入できる支援制度がスタート。

中古住宅市場の活性化によってリフォーム市場が順調に育っていくことを期待したい。

 

中古住宅の安心制度

  • 既存住宅売買瑕疵保険(宅建業者売主タイプ)
    売主である宅地建物取引業者が買主に対して負担する瑕疵担保責任履行することによて、生じる損害について保険金を支払う。
  • 既存住宅売買瑕疵保険(個人間売買タイプ)
    個人間での売買の対象となる住宅の検査を行い、売買後に隠れた瑕疵が発見された場合に「検査機関」の保証責任ついて保険金を支払う。
  • 事前インスペクション(保険申込前現場検査)
    販売予定の住宅に対して事前に検査員が既存住宅売買瑕疵保険の現場検査を行う(→住宅の売出時に瑕疵保険の付保が可能かが把握できる。買主へ提供する売予定住宅の貴重な情報の一つとして活用できる。

中古住宅購入の減税制度

  • 中古住宅購入に係る税金と減税制度
    中古住宅を購入した場合は、印紙税、登録免許税、不動産取得税がかかる。これらの税金に減税制度がある。
  • 住宅ローン減税
    自己の居住用住宅の新築、取得、増改築等を行った場合、返済期間が10年位所の住宅ローン等の年末残高の1%が10年間にわたり所得税額から控除される。

中古住宅の融資制度

  • 住宅金融支援機構【フラット35】(中古住宅特例融資)
    ※必要手続きあり
  • 住宅金融支援機構【フラット35】リフォームパック
  • その他の融資制度
    民間金融機関による中古住宅購入ローン
    中古住宅購入+リフォーム」ローン   など

 

(ブルズニュース2012.11記事抜粋



緩やかな回復基調継続 ~9月の新設住宅着工~

4か月ぶりに転じる

国土交通省が10月31日に発表した9月の新設住宅着工戸数は7万4176戸(前年同月比15.5%)となり、4か月ぶりに増加に転じた。

住宅エコポイントが昨年8月に終了したため翌9月の着工が同10.8%減と落ち込み、その影響もあって今年9月の着工が大きく見えている。

だが、一昨年の水準との比較でも持ち家、貸家のいずれも増加しているため、国交省は「住宅市場の緩やかな回復基調は続いている」との見方だ。

季節調節済み年率換算値は86万8000戸(前月比2.5%減)だが、減少の要因はマンション着工の伸び悩みで、持ち家、貸家の年率換算値は前月比でもプラス推移となった。

持ち家、貸家は2桁の増加となった。とりわけ貸家は4カ月連続で2万5000戸の水準を超えるなど、回復基調が著しい。貸家増も受けて、2X4着工も9515戸(前年同月比41.9%増)と大きく伸びた。

 

 

(日刊木材新聞 H24.11.1号掲載記事抜粋)

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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