住宅情報

高齢者施設の完工相次ぐ

フィルケアとのシナジー効果追及

住友林業(東京都、市川晃社長)木化営業部は、非住宅中・大規模木造建築や内装木質化などを事業領域として取り組んでおり、木造による高齢者施設の受注・完工が増加している。

また、グループ会社で介護付き有料老人ホームを運営するフィルケア(横浜市、中澤俊勝社長)との事業連携を進めている。

フィルケアが運営する施設の用地選定や設計・施工などの分野を木化営業部が担当し、木造・木質化した施設の実現に向けてシナジー効果を追求する。

木化営業部は、11年4月から非住宅木造建築物の分野に取り組んでいる。有料老人ホーム「グランダ多摩川・大田」(2×4工法による木造耐火構造、3階建て)をはじめ、神奈川県三浦市、埼玉県新座市などで高齢者施設を受注している。9月末に引き渡しの「三浦市有料老人ホーム」(仮称、三浦市、延べ床面積699.26平方メートル、木造2階建て・準耐火構造)は、木造軸組工法で建設されたもの。三角形に近い敷地を有効利用できるよう居間、食堂を建物中央部に設置し、燃えしろ設計により柱部分の木を現しで使用して木質感を出した建物だ。「埼玉県新座市サービス付き高齢者向け住宅」(仮称、新座市、延べ床面積1497.92平方メートル、木造耐火構造・3階建て)は、2×4工法による木造耐火建築物で、10月末の引き渡し予定。このほかにも契約見込みの物件が複数あり、高齢者施設での受注が増えている。

 

(日刊木材新聞 H25.10.3号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com 



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