飯田グループが経営統合
飯田グループが経営統合
戸建て頭数で国内最大のグループ企業
ローコストの分譲住宅供給で急成長を遂げ、業界の注目を集めてきた飯田グループが経営統合する。
一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社は来年11月に持ち株会社を設立し、各社はその完全子会社として傘下に連なることで25日、合意書を締結した。
経営統合で、グループでの戸建ての住宅供給数(11年度実績)は2万5845棟となり、同供給数では国内最大のグループの誕生となる。
今回の経営統合の背景には、主力需要層である30代の人口が今後10年で2割減少し、市場縮小の問題に直面せざるを得ないこと、消費税増税を機に、さらなる競合激化が予想されることなどがある。
今後グループは全体での最適販売を考え、店舗の統廃合等を視野に入れると同時に、用地や部材の仕入れでスケールメリットを追求し、より良い家より安く売ることで競合に打ち勝つ考えだ。
(日刊木材新聞 H24.12.27号掲載記事抜粋)
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