メーカー・資材情報

2大ブランドが排水溝で技術競う ~キッチン春の新商品~

今春は、クリナップとLIXILがそれぞれ、キッチンの新モデルを発売した。

注目点は、2大キッチンブランドそろってキッチンの排水口に着目しているところ。

クリナップはステンレスのプレス技術、LIXILは、、水の流れを生かす技術で、排水口の清掃性を高めている。

排水口は特に汚れやすく、掃除が行き届かない場所でもある。

今春の新商品では両社とも、自社が得意とする技術で”汚れにくい排水口”を実現した。

クリナップ http://cleanup.jp/

LIXIL  http://www.lixil.co.jp/

 

 (日刊木材新聞 H25.3.29号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

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津山工場、4月に新ライン稼働 ~クリナップ~

西日本の生産増強、シェア拡大図る

クリナップ(東京都、井上強一社長)は、昨年から西日本の生産体制強化を進めていたが、キッチンカウンターの製造ラインの新設工事が終わり、4月中に稼働開始の見通しとなった。

13年度中には生産能力の増強を終え、さらなるシェア拡大を図る方針だ。

同社は、福島県いわき市を生産拠点とし、従来は全体の8割弱を同市内の8工場に集中させ、キッチンカウンターやシンクなどの部材は同市のみで作ってた。

そのため東日本大震災当時、約1カ月間稼働が停止し、受注・製品出荷とも完全に止まることとなった。

この経験を踏まえ、BCP(事業継続計画)の観点から、西日本の生産拠点である岡山県内の2工場の整備・強化を決めた。

 

 

 (日刊木材新聞 H25.3.28号掲載記事抜粋)

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欧州でのブランド構築加速 ~TOTO~

現地メーカーと提携、世界初商品投入

TOTO(北九州市、張本邦雄社長)は、事業基盤の構築を進めている欧州市場で、ブランド構築を加速する。

ドイツの老舗メーカーに同社の温水洗浄便座(ウォシュレット)を供給するほか、同社の最新技術を搭載した世界初のトイレとシャワーを発売し、技術の高さを欧州市場にアピールする。

同社は12日、ドイツのビレロイ&ボッホとの間で、技術提携を結んだと発表した。同社は265年の伝統を誇る陶器メーカーで、欧州市場に衛生陶器やタイル、食器などを供給している。

 

 

(日刊木材新聞 H25.3.15号掲載記事抜粋)

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最近の売れ筋商品(キッチン・ユニットバス・フロアー・外装材・造作材)

JK情報センター発表資料(平成25年度第1四半期4月~6月需要動向予測調査)による、全国の住宅資材売れ筋ランキング。

 

キッチン

  メーカー 商品名

1

クリナップ ラクエラ
2 LIXIL アミィ
3 クリナップ クリンレディ
4 パナソニック リビングステーションSクラス
5 タカラスタンダード エーデル

ユニットバス

  メーカー 商品名

1

TOTO サザナ
2 LIXIL ラ・バス
3 クリナップ hairo
4 パナソニック ココチーノ
5 クリナップ アクリアバス

フロアー

  メーカー 商品名

1

ノダ Nクラレス
2 大建工業 フォレスティア
3 ノダ クリアシルキー
4 東洋テックス 耐水床暖フロア
5 パナソニック Vフロアー

外装材

  メーカー 商品名

1

ニチハ モエンM14・W14
2 ニチハ モエンエクセラード
3 ケイミュー エクセレージ・セラディール
4 ニチハ モエンサイディングS・L
5 ケイミュー パワーコート

造作材

  メーカー 商品名

1

大建工業 RⅢシリーズ
2 ノダ アトリア
3 パナソニック リビエ
4 ウッドワン ソフトアート・シンプルS
5 LIXIL ファミリーライン

 

JK情報センター 平成25年度第1四半期(4月~6月)需要動向調査より抜粋



東日本大震災から2年

拭えぬ放射能不安、森林整備停滞の危機

福島県が直面する最大の課題は、原発事故の放射能不安に伴う森林整備の停滞だ。

原発周辺の制限区域はともかく、制限のない低線量地域でさえ、立ち入りへの不安や経営意欲の減退に森林所有者が手入れをためらう現実がある。

福島県の11年の素材生産量は63万6000立方メートルと前年比1割減にとどまったが、その裏で皆伐を含む森林整備面積は7300ヘクタールと同4割減少した。

12年は10年比で半減すると見られており、対策は急務だ。

製材品への風評被害は検査体制の充実や正しい理解の浸透で沈静化しているものの、このまま森林整備が停滞したままだと将来の素材生産に影響を及ぼす恐れもある。

 



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