地域型住宅ブランド化事業を公募~国土交通省~
地域型住宅ブランド化事業を公募~国土交通省~
木材供給のグループ化促す
国土交通省、12年度予算で実施する地域型ブランド化事業のグループの公募を開始した。
応募は6月8日まで。工務店1社当たりの補助対象戸数は5戸が上限。
事業の予算は木造建築技術先導事業と組み合わせて90億円で、補助戸数は6000~7000戸の規模が推測される。なお、エコポイント制度等の補助制度との併用はできないので注意だ。
グループ構成員への要件は次のとおり。
原木供給・製材・集成材製造・合板製造・建材流通・プレカット加工、設計の各業種でそれぞれ1以上の事業者を、施工を担う工務店は5~10の事業者を選んで1つのグループを結成する。
グループの協力で製造された地域材活用の長期優良住宅に対し戸当たり120万円の補助を行うことで、地域型住宅の流通を促す。
採択のポイントは、効率的で合理的な住宅生産システムができていること、消費者にアピールする信頼性があること、グループ構成員の経営・技術向上に資する仕組みがあること、街並み作りに貢献することなど。
(日刊木材新聞 H24.4.27号掲載記事抜粋)
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