政策・補助金等

 賃貸住宅管理業者登録制度の創設について

 賃貸住宅は、住宅ストックの4分の1以上(約1,340万戸)を占め、約8割の所有者が管理会社に管理を委託しています。多様な国民の居住ニーズに応えるものとして賃貸住宅管理の重要性は高い一方で、管理に関する法規制やルールはなく、敷金、保証金の返還や契約の更新などの管理業務に係るトラブルは増加しております。
 このような状況に鑑み、今般、賃貸住宅管理業者登録制度を創設することとしましたのでお知らせいたします。
 本制度については、賃貸住宅管理業者の登録に関し必要な事項を定める「賃貸住宅管理業者登録規程」、登録事業者が遵守すべき一定のルールを定める「賃貸住宅管理業務処理準則」を国土交通省告示において規定し、本日公布しましたので、併せてお知らせいたします。
 
◆本制度の目的
 本制度は、賃貸住宅の管理業務の適正な運営を確保し、賃貸住宅管理業の健全な発達を図り、もって賃貸住宅の賃借人等の利益の保護に資することを目的としております。
 
◆制度の概要
[1]賃貸住宅管理業者は、国土交通省の備える登録簿に登録を受けることができる。
[2]登録業者は、業務処理準則(管理対象や契約内容の重要事項を貸主へ説明すること等の一定のルール)を遵守する。
[3]登録事業者が業務処理準則に違反した場合などは、勧告や登録抹消等の対象となる。
[4]国土交通省は、登録業者名等を記載した登録簿を一般の閲覧に供する。
 
◆スケジュール
告示公布  平成23年 9月30日
告示施行  平成23年12月 1日
 
詳しくは、国土交通省ホームページ http://www.mlit.go.jp/ にてご確認下さい。


住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の実施状況について(平成23年7月末時点)

 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく「住宅性能表示制度」については、新築住宅は平成12年10月より、既存住宅は平成14年12月より制度運用を開始しています。  この度、全国の登録住宅性能評価機関等で構成される一般社団法人 住宅性能評価・表示協会事務局が、全評価機関を対象に住宅性能評価の平成23年7月の実績(速報値)について調査した結果がまとまりましたので、お知らせします。

1.新築住宅

(1) 平成23年7月の実績

   [1] 設計住宅性能評価   受付   16,325戸      交付   20,751戸
                    (対前年同月比 3.9%減)    (対前年同月比 43.4%増)

   [2] 建設住宅性能評価   受付   16,517戸      交付    9,692戸
                    (対前年同月比 29.1%増)    (対前年同月比 5.7%減)

 

(2) 制度運用開始からの累計

   [1] 設計住宅性能評価   受付1,772,651戸      交付1,746,486戸

   [2] 建設住宅性能評価   受付1,411,616戸      交付1,268,162戸

2.既存住宅

 (1) 平成23年7月の実績     受付       70戸  交付       22戸

 (2) 制度運用開始からの累計   受付    2,899戸  交付    2,760戸

 

詳しくは、<国土交通省ホームページ>にて



長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく長期優良住宅建築等計画の認定状 況について(平成23年8月末時点・暫定)

 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に基づく長期優良住宅建築等計画の認定制度については、平成21年6月4日より制度運用を開始しています。
 この度、一部県をのぞく(※)全国の所管行政庁の平成23年8月の認定状況について、調査した結果がとりまとまりましたので、お知らせします。
 また、平成23年8月15日にお知らせした認定状況について、一部修正がありましたので、併せてお知らせします。
 
1.平成23年8月の実績(※暫定)
 (1)一戸建ての住宅  10,332戸
 (2)共同住宅等        639戸
 (3)総戸数        10,971戸
 
2.制度運用開始からの累計(※暫定)
 (1)一戸建ての住宅  206,205戸
 (2)共同住宅等       4,486戸
 (3)総戸数        210,691戸
※ 東日本大震災の影響により、岩手県および仙台市については未集計のため、平成23年8月の実績値および制度運用開始からの累計値については暫定値となっております。今後、両自治体の実績値を確認できた段階で、追って確定値を公表する予定です。
 
長期優良住宅関連情報ホームページ
 
 
詳しくは、国土交通省ホームページでご確認下さい。


エコポイントの活用による環境対応住宅普及促進事業(住宅エコポイント事業)の実施状況について(平成23年8月末時点)

平成23年8月末時点での同事業の実施状況についてとりまとめましたので公表します。
 
1.住宅エコポイントの申請状況
(1)平成23年8月の合計
 [1]新築     32,404戸
 [2]リフォーム  47,458戸
 [3]合計     79,862戸
 
(2)申請受付開始からの累計
 [1]新築     456,652戸
 [2]リフォーム  517,376戸
 [3]合計     974,028戸
 
2.住宅エコポイントの発行状況
(1)平成23年8月の合計
 [1]新築      33,818戸( 10,145,560,000ポイント)
[2]リフォーム   45,197戸( 2,783,382,000ポイント)
 [3]合計      79,015戸( 12,928,942,000ポイント)
 
(2)申請受付開始からの累計
[1]新築     444,651戸(133,395,660,000ポイント)
 [2]リフォーム  493,029戸( 28,673,906,000ポイント)
 [3]合計     937,680戸(162,069,566,000ポイント) 
 
詳しくは、国土交通省ホームページにてご確認下さい。


 2011年度長期優良住宅先導事業 既存改修等で25件採択

国土交通省は8月29日、本年度の長期優良住宅先導事業の採択結果を公表した。ストック重視の観点から「住宅の新築部門」を廃止した今回の募集では25件を採択した。先導事業も4年目となり、「著しい新規性や独自性のある提案は減少」しているものの、例えば、これまで新築部門で採択された技術を改修部門に応用して提案するなど、「実効性の高い総合的な提案」が増加したという。
 


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