政策・補助金等

独自の大工育成システムで人材確保


新和建設


建設業界で職人不足が顕在化するなか、愛知県北名古屋市の新和建設(藤井保明社長)の大工育成システムが注目を集めている。独自の6年間の研修制度によって高い技術力を持った大工棟梁を自社で育て上げるものだ。


同社は尾張地区の有力地域ビルダーとして知られ、東濃桧を主体にした木造注文住宅を年間190棟供給している。


大工育成システムは高卒・大卒の新入社員を大工研修生として迎え入れ、仲間とともに寮生活を送りながら6年間修行する同社独自の人づくり。これまでに108人の棟梁や大工職人を育て、親子2代の棟梁も14組存在する。


6年間のカリキュラムは、道具の使い方を学ぶ所から始まり、社会人としての礼儀やマナーを学ぶ管理者養成学校、各棟梁への配属、建築大工訓練校(2年間)の学習など。その後は個人事業主として独立し、同社から発注される大工仕事を請け負う仕組みだ。



(日刊木材新聞 H26.08.23号掲載記事抜粋)


詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。


日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com



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