住宅情報

国産材の木造住宅事業に挑戦


鉄骨主体から工夫多様化へ


トヨタホーム(名古屋市、山科忠社長)は、国産材を使った木造住宅の販売を開始する。


これまで鉄骨住宅を中心としてきたが、工夫の多様化や林業振興、森林整備への貢献という観点から木造住宅の事業化を検討していく。


構造材等には愛知県の豊田市産材などを使っていく方針だ。


トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎は、戦災経験から燃えにくいコンクリート製の住宅を実用化した経験がある。1975年の住宅事業部設立後も鉄骨住宅を中心に販売し、03年に分社化で誕生したトヨタホームでは車両製造のシステムを生かして主要部材を工場生産するプレハブ工法を主体としてきた。13年度の戸建て住宅販売戸数は約430戸に達している。



(日刊木材新聞 H26.09.05号掲載記事抜粋)


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職人不足対応で施工道場


ウッドワン(広島県廿日市市、中本祐昌社長)は関東事業所(茨城県坂東市、牧野克巳所長)内に、オリジナル省施工製品の各種木工事・施工を実寸で体験できる「施工道場」を新設した。


同社は、省施工製品の実習・体験カリキュラムを半日と1日コースで用意している。


職人不足が恒常化するなか、先行き需要が見込まれる関東・東北への物流機能を備えている関東事業所に開設した。


関東事業所はウッドワン全製品の関東・東北方面の物流機能と、LVL(JWOOD)製品のプレカット加工機能を持っている。


施工体験は、敷地1万3000坪内に2棟ある大型配送倉庫内の一区画にある、縦・横5460ミリの実物大の部屋(玄関・ホールと洋室2部屋、階段や収納等も設置)と同じ間取りの実寸スケルトン躯体(施工空間)を使って行う。洋室だけでなく和室向けも、2730×910ミリの床の間と押し入れの和室システムで大壁和室を設置して実習できる。


具体的な省施工フローは、スケルトン躯体にプレカット済みの羽柄材を施工し、外周部壁面に断熱、石膏ボードを張る。次にセットオン階段の先行階段施工や化粧部材施工、天井野縁セット・天井ボード施工、上がり框(L型)施工をして床材張りを行う。さらに、らく壁や壁ボード施工、建具枠材や建具吊り込みと窓枠施工、幅木と回縁施工、収納内部(エラボ、中断・枕棚)施工などを行う。



(日刊木材新聞 H26.09.03号掲載記事抜粋)


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井戸や太陽光の事例を紹介


アキュラホーム・住宅体感見学会


アキュラホーム(東京都、宮沢俊哉社長)は8月24日、愛知県内のオーナーなどを対象にした住宅体感見学会を開いた。25組66人に井戸や太陽光発電システムを導入した同社の住宅を見学をしてもらい、より快適に過ごす方法などを紹介した。


バスツアー形式で行った見学会では、県内の「井戸のある家」と「太陽光発電搭載の家」を訪問した。前者では遮熱シートや井戸水散水機器などを設置することによる温度変化の差を確認してもらい、後者では売買収入を参加者に公開し、入居者の声も聞いた。


見学後は、宮沢社長の講演会を実施。「暮らし提案企業」をコンセプトに掲げる企業姿勢について触れ、暮らしをより豊かにするために女性の目線を意識して木造注文住宅を提供していると話した。そして、細かい工夫の積み重ねが「住み心地」を良くし、「住み応え」や「住みこなし」にもつながると指摘した。


講演後は恒例の鉋掛体験を行い、参加者に木の持つ魅力を伝えた。



(日刊木材新聞 H26.09.04号掲載記事抜粋)


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「千の杜学びの」がオープン


家づくりで復興支援に貢献


千金堂(東京都、坂田克巳社長)は8月22日に宮城県石巻市に「千の杜学びの」をオープンし、24日にグランドオープンした。


千の杜学びのは暮らしを楽しむ街をコンセプトに、各種のテナントが入った複合施設で、地元の人たちと出会い、住まいづくりから暮らしまでの豊な生活を送るための様々な情報を発信していくという。


千金堂の発足のきっかけは阪神大震災だった。数えきれないほどの悲しい現実に直面した11社の工務店が、「本当に安全で安心な家」について勉強を始めたことが千金堂の始まりという。


そのために東日本大震災で被災した東北へは、家を失った人たちを支援したいと願って、11年4月29日に東北支店を開設。同5月27日には石巻・東松島店をオープンしている。8月1日にはラジオ石巻の「値千金!家づくり教室」放送がスタートした。13年10月からはFM岩沼でも放送している。その後、仙台南店、仙台東店、南三陸店などがオープンした。12年からは夏休みこども絵画展を開き、今年で3回目となっている。


今回建設された千の杜学びのは、敷地面積555坪(このほかに250坪の第2駐車場あり)に160坪の平屋建てが並ぶ。テナントとしては、Kalanchoe(生活雑貨、家具販売)、髪zaiku(ヘッドスパ)、石巻地ビール(ショップ)、イタリアレストラン、学びのホール(貸しホール)、ラジオ石巻の千の杜スタジオ、そして千金堂石巻・東松島店が入った複合施設だ。



(日刊木材新聞 H26.09.04号掲載記事抜粋)


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5ヵ月連続で前年比減


7月の新設住宅着工 回復の見通し乏しく


7月の新設住宅着工戸数は、7月の着工では過去3番目に低い7万2880戸(前年同月比14.1%減)となり、5ヵ月連続の減少となった。


月次比較でも、6月より3.7%減少した。


季節調整済年率換算値も減少に転じ、83万9000戸となったが、依然80万戸台にとどまっている。


7月は、消費増税後初の夏場で着工数の増加が期待されたものの、増税の影響が残り増加には至らなかった。国交省は「リーマン・ショック後、住宅着工数は年を追うごとに緩やかな回復を見せてきたが、今回の消費増税の影響で需要は減少へと変化した」と語る。


ビルダーは、省エネ対象の住宅新商品を投入して需要を刺激したが、販売は芳しくないと指摘し、住宅着工の回復につながる政府施策を求める声が高まっている。


持ち家は、2万3524戸(同25.3%減)。前月比でも、7ヵ月連続で3万戸台を割り込んでいる。持ち家は、夏場の連休に向けて展示の一新やイベントなどを開催して来場を促す動きもあるが、来場者が乏しく需要回復の見通しが立たない。ハウスメーカーからは、昨年、消費増税による需要の先食いが起こり、立て替え需要も含め需要に乏しい。再度需要が盛り上がるのにどれくらいかかるのか見通せない。需要を促すための追加政策がなければ販売回復は難しいのではないか」と厳しい意見が聞かれる。



(日刊木材新聞 H26.08.30号掲載記事抜粋)


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