12年度新設住宅着工89万3000戸~3月の新設住宅着工~
3月は持ち家が大幅増
国土交通省が4月30日に発表した12年度(12年~4~13年3月)新設住宅着工戸数は89万3000戸(前年度比6.2%増)となり、3年連続で増加した。
増加の主な要因は福島、宮城、岩手の3県の増加によるもので、復興需要が台頭してきたことを示している。
利用関係別では持ち家着工は31万6532戸まで回復し、リーマン・ショックの影響を受ける前の着工水準を上回った。
一方、貸家は32万891戸(前年同期比10.7%増)と4年ぶりの増加となった。
分譲住宅の24万9660戸(同4.4%増)で3年連続の増加。
マンションは12万4027戸(同3.3%増)で3年連続の増加だが、08年度水準では4分の3程度。
分譲戸建ては12万4536戸(同5.6%増)と3年連続の増加だが、リーマン・ショック後の市場低下からいち早い回復を遂げ、08年水準比では17%の増加となっている。
木造住宅の着工戸数は49万3133戸(同5.7%増)だった。
そのうち在来木造は36万7339戸(同4%増)、2X4住宅は11万459戸(同11.9%増)と、2X4住宅の好調さが際立っている。
(日刊木材新聞 H25.5.1号掲載記事抜粋)
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