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福島県産材の安全性を説明 ~木材・合板博物館~

科学データで風評被害乗り越える

特定非営利活動法人木材・合板博物館(吉田繁理事長)は8日、東京・新木場タワーで「森と木材の放射線について知る」と題した講習会を開催した。

岡野健木材・合板博物館館長はあいさつで「今回の講習会出席者には受講証明書が出る。講習を受け、木材と放射能に関する知識をしっかり得て、周囲の人たちに正しい知識を知らしめてもらうという意図がある」と述べ、福島県産材に対する正確な認識を持ってもらいたいことを強調した。

林野庁の渕上和之木材産業課長は、「大阪の木材業界のように、東北・福島県産材は安全であり、復興支援の観点から積極的に販売するという意識の高い人々もいる。一方で、木材業界・製材工場の方と話していると、風評被害を気にする人もいる。ただ、どうもセシウムという言葉だけで危険視していることもある。要は基本的なことを知ってもらうことが福島県産材の安全性につながる」と述べた。

 

 

(日刊木材新聞 H25.2.13号掲載記事)

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