(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター 集合住宅にもヒートポンプ給湯機の採用推進
(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター 集合住宅にもヒートポンプ給湯機の採用推進
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、CO2排出量の約3割を占める給湯分野は削減ポテンシャルが高く、脱炭素化を図る切り札として、ヒートポンプ給湯機への期待が寄せられている。
一方、家庭部門でのヒートポンプ給湯機の普及はまだ十分ではなく、特に集合住宅における普及率が非常に低いのが現状だ。
こうした中、(一財)ヒートポンプ・蓄熱センターは、「新築集合住宅におけるヒートポンプ給湯機普及促進策検討報告書」を取りまとめ、11月6日に公表した。
同報告書では、給湯設備採用の意思決定者であるマンションデベロッパーやハウスメーカー等へのヒアリング調査を実施。ヒートポンプ給湯機の採用に関する課題・ニーズについて整理を行い、ヒートポンプ給湯機の採用拡大に必要となる施策案の洗い出しを行った。