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エコキュート累計1000万台突破 DRで再エネ最大限活用

 (一社)日本冷凍空調工業会と(一財)ヒートポンプ・蓄熱センター、電気事業連合会は、家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の国内累計出荷台数が3月末現在で1000万台を突破したことを記念し、5月15日に東京都内で記念式典を開催した。

冒頭、ヒートポンプ・蓄熱センターの小宮山宏理事長が挨拶した。
我が国で使われるエネルギーの多くが化石資源に由来している中、「カーボンニュートラルの実現にはこれらを脱炭素化していくことが不可欠」としたうえで、ヒートポンプ技術が「(その)キーテクノロジーであることは疑いの余地がない」と切り出した。
さらに、「時間変動のある再生可能エネルギーの有効利用に資する」メリットも重要であると補足した。


YKK AP実証実験 ガラス型ペロブスカイト太陽電池  内窓と外窓の発電データを比較

YKK AP㈱(東京都千代田区)は、建材一体型太陽光発電(BIPV)の社会実装に向けた技術開発の一環として東京都大田区の羽田イノベーションシティ内に実証実験ラボとして羽田建材一体型太陽光発電実証実験ラボ「HANEDA ZERO BOX」を設置した。
4月25日~2025年10月20日の約半年間、実証実験を行う予定だ。


タカラスタンダード 新築市場好調で利益大幅増 浴室拡販と福岡工場へ400億円投資

タカラスタンダード㈱(大阪市)は2025年3月期連結決算を発表した。
売上高が過去最高を更新し、利益も大幅な増益を達成。
特に新築住宅向けの販売が堅調に推移し、戸建て住宅市場においても売上を伸ばしたことが業績を牽引した。
今後の住宅市場を見据え、リフォーム市場への拡販や浴室のシェア拡大を目指すとともに、生産能力増強のための大型投資も計画している。


世界中のお客様に日本のトイレ文化体感を TOTO決算説明会

住宅設備機器などの事業を手掛けるTOTO㈱は4月28日、2025年3月期決算説明会を開催した。
当日は田村信也社長が2025年3月期実績と2026年3月期計画などについて報告。
この中で2025年3月期の実績については全体として増収増益を達成したことを明かした。


改正前の駆け込み着工受け、対前年度比で増加

国土交通省が4月30日に発表した令和7年3月分建築着工統計調査報告によると、全体で前年同月比39・1%増加した。
建築基準法及び建築物省エネ法改正を前にした駆け込み着工が発生したものとみられる。
具体的には持家が同37・4%増、貸家は同50・6%増と大幅な伸びを示した。
分譲住宅も全体で同22・8%増。
このうちマンションは同20・4%増、2年以上マイナスが続いていた一戸建住宅も同23・3%増と実に29カ月ぶりで増加した。


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