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BXカネシン 開発試験センターB-Lab 最大1000 kNの荷重テストも可能

金物メーカーのBXカネシン㈱(東京都葛飾区)はこのほど、6月に開設した「BXカネシン開発試験センターB-Lab(ビーラボ)」を一般向けに初めて公開した。
ビーラボは建物自体を木造で建築していることや、大規模木造建築物に対応する試験機を取り揃えている点が特長だ。

従来より金物の検査が行える試験機は有していた。しかし、中大規模木造建築物の市場が急速に拡大する中で階高が高い建築の壁試験などが求められるようになった。
その結果、必要とされる荷重容量などで課題が生じていた。


㈱タナカ 地震時に震度と建物の歪み計測 クラウド経由で工務店と建主に共有

金物メーカーの㈱タナカ(茨城県土浦市)は地震発生時に建物の揺れや歪みを測定するスマートモニタリングシステム「家コネクト」を開発した。
10月24日には土浦市と災害協定を締結し、自治体として全国で初めて指定避難所の公民館8拠点に同製品を設置。
住宅市場への展開は2025年春頃を目処として、準備を進めている。


吉野石膏㈱ 「リサイクルせっこう」で低環境負荷実現 タイガーR100

吉野石膏㈱は「リサイクルせっこう」を100%使用したせっこうボード「タイガーR100」を新開発した。
主要な規格がJIS製品規格A6901に該当するせっこうボード製品で、環境保全に役立つと認められる商品につけられるエコマーク認定番号も取得済みだ。

同社の千葉第一工場と三河工場で製造されているが、製造時の二酸化炭素排出量はそれぞれ0・9㎏-CO2eq、0・8㎏-CO2eqと非常に低い点が特長。
二酸化炭素排出量削減とリサイクルを軸に、カーボンニュートラルと循環型社会の実現に寄与する製品ということができるだろう。


省エネ基準適合義務制度 手続きマニュアルを発行

国土交通省は、「建築物省エネ法に基づく省エネ基準適合義務制度等に係る手続きマニュアル(令和6年10月時点版)」を発行。
作成は、(一財)住宅・建築SDGs推進センターが担当した。


既存住宅向け「省エネ部位ラベル」 11月1日から運用開始

今年4月に「建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度」が施行。
新築住宅向けに省エネ性能表示の努力義務化が開始し、「省エネ性能ラベル」の表示が始まった。
さらに、8月にガイドラインが改訂し、11月1日から既存住宅向けに「省エネ部位ラベル」の運用が始まっている。



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