最新情報

住宅業界最新情報を配信中!

新たなライフスタイルに対応する住まいづくりに向け、室内干しの提案を

川口技研「ホスクリーンBAR型」を新発売 

㈱川口技研はこのほど、物干ブランド「ホスクリーン」に丈夫で安全な固定式室内物干「ホスクリーンBAR(ビーエーアール)型」を新たに発売した。
機能性はもちろん、凹凸や段差など視覚的なノイズを必要最低限に抑えたことで、デザイン重視のユーザーにも刺さる「美しく、頼もしい固定式室内物干」となっている。

近年、共働き世帯の増加や防犯意識の高まり、花粉症対策などから、洗濯物を室外で干すことを躊躇する世帯が増えている。
また平屋の需要が増す中、バルコニーを持たない住宅の住まい手から室内物干の充実を望むニーズが強まっていた。

今回発売された「ホスクリーンBAR型」は、こうした時代の変化に対応する商品だ。
主な特徴としては、①一人でも施工可能、②しっかり固定で安心、③たっぷり干せる、④特注サイズも対応可能――などが挙げられる。

①についてみてみよう。新築住宅で室内物干しを取り付ける場合、引き渡しの1週間前頃に施工することが多い。
だが、この時期になると出入りする職人も少なく、現場には監督一人しかいない、といったことも起こりうる。
固定式室内用物干は「コ」の字になっていることから、1人がバー部分を抑え、もう1人が吊りポール部を天井に取り付ける施工方法が一般的だ。だが、こうなると、現場監督一人では設置が不可能となってしまう。

そこで本製品では吊りポールを先に2カ所設置し、その後、物掛けバーをジョイント部分に上から掛けてネジを締める方式を採用したため、職人が現場に1人いれば設置できる省施工を実現した。

次に②についてだが、当然ながら天井に固定された物掛けバーに洗濯物を掛けるため、落下してしまっては事故のもととなってしまう。
こうした中、同製品は天井に取り付けられるベースのネジ締めについて、下地が野縁の場合はベース1個あたり2本、合板の場合はベース1個あたり4本のネジでしっかり固定する方式となっている。

さらに吊りポールの取り付けについてはネジを90度異なる2方向から止める方式でポールのガタつきを抑制。
万が一、ネジが脱落してもボタンによる落下防止と使用の中止を知らせる安全面での配慮がなされている。

この他、同製品の物掛けバーの断面は四角くした。これは丸い洗濯ハンガーのフックが物掛けバーの上部2カ所の角に接触することで、揺れにくくする役割としたもの。
洗濯物が互いに触れにくいことから早く乾き、衛生面でも雑菌の繁殖を抑える優れたアプローチといえるだろう。

③について、当然ながら物干し竿は衣類を吊るすため、十分な耐荷重があることが重要だ。
一般的に4人家族の場合、脱水後の洗濯物は11~14㎏が目安とされるが、同製品では取り付け寸法が910㎜から1820㎜まで複数用意されており、どの長さでも耐荷重は15㎏。一番長い取り付け寸法1820㎜の物掛けバーに洗濯物をぎっしり干しても、15㎏にまでは及ぶことはないことから、安心して洗濯物を掛けられる。

④については、高さ50㎜、幅10㎜単位で特注可能だ。寸法は高さ200~600㎜、幅450~1820㎜までとなっている。
「ホスクリーンBAR型」は、ホワイトと若者に人気のブラックの2色を取りそろえており、インテリアにも調和をもたらす。
同製品は軽天下地、コンクリート下地、壁面でなければ既存住宅でも設置が可能だ。
室内干しにインテリアとの調和が求められてきた住まいづくりに向け、工務店はお施主様に同製品の提案をしてみるのもよいだろう。
【お問い合わせ】048・255・5411



日本住宅新聞提供記事(2024年7月5日号)
詳しくは、NJS日本住宅新聞社ホームページにてご確認下さい。
http://www.jyutaku-news.co.jp


『ファースの家』は、進化を続けてきた

ファース工法でつくる高性能・高機能な健康住宅『ファースの家』に取り組む㈱福地建装・ファース本部は6月13日、「第25回ファース全国大会」を北海道釧路市で開催した。

会の冒頭、同社の福地智社長は「テレビを見ても、新聞を読んでも、SNSを見てもネガティブな情報が流行ってるという状況がある」と最近の動向について言及。
「ポジティブな考えを胸に持って歩んでいくということが大切」と挨拶した。
そして、福地社長は「私は自信を持って言えることがある」と話し、「『ファースの家』は負けていない。
非常に評価が高まっている。エビデンスとしてしっかりと評価をされている。
皆様方と一緒に歩んできた、磨いてきた技術は嘘をつかない。今このように自覚をしている」と熱く語った。


日本子育て支援大賞受賞 こどもの耳の健康をまもる

エンデバーハウス「パーフェクトバリア吸音パネル」

エンデバーハウス㈱(大阪市)の「パーフェクトバリア吸音パネル」が第5回日本子育て支援大賞を受賞した。
同製品は反響音を軽減し、音が聞き取りやすい快適な空間づくりにつなげるもの。

WEB会議など在宅勤務を行うための空間づくりや、子供部屋、オフィスなどへの反響音対策に活用できる。
カラーのラインアップには全10色、受注生産カラーで40色を取り揃えるため、様々なインテリアイメージに対応可能だ。
同社は「室内に響く音を和らげるだけでなく、インテリアとしてもお楽しみください」としている。


今の時代のり超えるための後方支援 経済性より快適な住生活を主軸に

ジャパン建材㈱小川明範社長インタビュー 

経済の正常化が進む中でも、物価高は続く。住宅市況の先行きが不透明な中で工務店経営者は現状をどのように認識し、どの方向へ舵をとるべきか。
そこで、総合建材卸売業最大手であるジャパン建材㈱の小川明範社長に見識をきいた。

――注文住宅は昨年後半から問合せなどの動きが出てきており、多少景況感が明るくなっている状況かと思われます。
小川社長からみて注文住宅の景況感をどう見ておられますか。


省施工で立体的な木目 グラビオエッジレグノ

大建工業㈱(大阪市)は、深彫調不燃壁材「グラビオエッジ」に、立体的な木目が魅力という新柄「レグノ」を追加設定した。
「グラビオエッジ」の新柄は4年ぶり。色柄は全3色を用意。これによってグラビオエッジのラインアップは6柄33色となった。
価格は1梱包(2枚入・1・65㎡)あたり2万1700円(税抜)。


お電話でのお問い合せはこちら(受付時間:10:00〜17:00)

052-689-5551