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中古住宅購入も対象に

住宅の付加価値化に商機

消費税率8%への引き上げが実施されることを前提に、住宅着工の反動減を抑止するため、住宅ローンの大幅減税とすまい給付金の交付が実施される。

両制度は住宅着工の平準化図るものだが、同時に、良質な住宅ストックの形成を促す目的もあるため、ある一定の質の水準を満たした住宅が対象となることに注意が必要だ。

すまい給付金は、新築だけでなく中古住宅も対象としているが、給付金を受け取ることのできる中古住宅は、売り主が宅建業者であるものが対象。

中古住宅の個人間売買は消費税が課税されないからだ。

住宅の床面積が50平方メートル以上であることも要件となる。

さらに、既存住宅売買瑕疵保険に加入しているか、既存住宅性能表示制度を利用しているかのいずれかであることも求められる。新築時に住宅瑕疵担保責任保険に加入している住宅、または建設性能評価を受けた住宅は、前述した2つの条件を満たす必要がない。注目すべきは、中古住宅の流通市場に変化が見られることだ。従来の中古住宅市場は不動産業者が主体で、右から左は物件を動かすだけだった。だが、「質の高い住宅ストックを増やす」という政策後押しもあって、検査あるいはリフォームを行って、付加価値のある住宅を再生・流通させる流れが徐々に強まっている。ここにビジネスチャンスを見出しているのが地域のビルダー、工務店だ。中古住宅を検査、あるいはリフォームするには建物の知識が不可欠であり、ビルダー、工務店の建築に関する知識、技術が生かせる。

 

(日刊木材新聞 H25.9.26号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

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世界有数の水栓メーカー買収を計画

国内外で積極的なM&Aを展開するLIXILグループ(東京都、藤森義明社長)だが、新たに、世界有数の水栓メーカーを買収する計画が取りざたされている。ドイツの水栓メーカーのグローエを約4000億円で買い取る内容だ。実現すれば、LIXILグループの欧州展開を強力に後押しするブランドと販路を一気に手に入れることになる。グローエは、浴室、キッチン、洗面に用いる各種水栓金具を世界各国へ販売している。欧州最大、世界有数の水栓メーカーで、高級ブランドとして知られ、日本でも特に高級ホテルや高級マンション等で好まれている。買収総額として上がっている約4000億円のうち、約2000億円は負債とされている。実現すれば、LIXILグループにとって、旧住生活グループ時代を含めても最大規模のM&Aとなる。従来は単独で買収し子会社化する形が多いが、グローエ買収については、金融機関と共同での実施となる模様。

 

(日刊木材新聞 H25.9.26号掲載記事抜粋)

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国産材使用率64%に

横架材でハイブリッドビーム検討

タマホーム(東京都)の玉木康裕社長は、20日に東京大学で開催された木材利用システム研究会で国産材利用の状況について講演し、同社の国産材利用率を前期の58%から6月には64%まで上げたことを報告した。

大引き、根太、筋違などを米松・杉のハイブリッド集成材の導入を検討し、70%以上の比率に高める方針だ。

 

(日刊木材新聞 H25.9.26号掲載記事抜粋)

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防耐火認定のサンプル調査2社製品が合致せず

国土交通省が定期的に行っている防耐火構造・建材のサンプル調査で、11社の構造の大臣認定を調べた結果、林谷産業の防火ドアがいずれも認定使用に合致していなかったことが分かった。

また、フラマシステムが製造・販売しているケイ酸カルシウム板は認定仕様であるガラス繊維が製品に確認できず、調査を調査を継続して行っている。

林谷産業の樹脂窓は枠、押緑、戸当たりゴム、取付金物が仕様と合致しなかった。

認定不合致の製品では21棟の住宅に使用実績がある。

また、金剛産業の防火金属ドアでは、トップパネル、気密材、ボトムヒンジに認定仕様と異なる部分があった。

45棟の住宅に使用実績がある。既述3社に対し、国土交通省が他の防耐火大臣認定も再確認するよう指示したところ、林谷産業の防火窓3種(40棟の住宅に採用実績)が認定仕様と異なる仕様で販売されていたことが分かった。

 

(日刊木材新聞 H25.9.25号掲載記事抜粋)

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秋葉原ショールーム改装

体感展示を強化

大建工業(大阪市、澤木良次社長)秋葉原ショールームはこのほど改装を終え、14日から新規オープンした。

同ショールームの改装は今年3月に続いてのもの。

今後は、東京の2ショールーム(新宿・秋葉原)のうち、仕様決定などに役立てられる新宿、機能体感の秋葉原と、それぞれが役割を担うことになる。

今回の改装では、和室を再現した「畳体感コーナー」と「収納コーナー」「リフォームコーナー」「ペットとくらす共生空間提案コーナー」の4カ所が新たに設けられた。

収納コーナーは同社収納「ミセル」の具体的事例をプラン別に紹介。壁面収納10、クローク2、玄関収納2の計14プランで、30坪強を用いている。

アクリルの透明収納を用いて、目的に応じて棚板の高さや奥行をシミュレーションすることができるほか、整理収納アドバイザー資格者からの相談も可能とした。

キッチンまわり、寝室などそれぞれの空間で、効率的な収納等、失敗しない収納選びを支援する。今後は収納相談会など催しにも力を入れる計画だ。

同じく新設のリフォームコーナーは、極力壊さずに改装ができる「上張り」を中心とした提案に努めている。

階段、腰壁、天井、フロア、ドアなど同社選りすぐりの資材提案が図られている。このうちフロアは上張りの床暖房、ドアはハイドア化や高機能金具に目で見て、触れての確認ができるようになった。

 

(日刊木材新聞 H25.9.25号掲載記事抜粋)

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