保険加入を呼び掛け 〜互助互恵の活発化を〜
保険加入を呼び掛け
互助互恵の活発化を
野原産業(東京都、野原数生社長)の取引先メーカーや施工専門業者でつくる野原装栄会(前芝功会長)は、1月27日、東京都内で新春研修会を開いた。
野原社長は、「東北復興や国土強靭化などが本格的に動き始め、業界は明るくなると期待している。しかし人手不足は続いており、人手の奪い合いになることも懸念している。大規模工事は何社かで協力して手掛けるケースも増えていると聞いている。こうした互助互恵の連携を活発化すること、そして賃金、休日、年金をしっかり整備していくことが重要」と呼び掛けた。
前芝会長は、「業界の先行きは明るくなってきたが、施工業者の社会保険未加入の問題はまだ残っている。国土交通省のガイドラインによれば、17年度には未加入の業者は排除されるようになる。ゼネコンから厚生福利費をしっかり得て、下請け業者も保険に加入できる環境を整えてほしい」と訴えた。
加盟メーカーからは、須藤永作吉野石膏社長があいさつに立ち、「1月の石膏ボードの出荷は、消費増税の駆け込み需要があった前年比では98%と減少したが、一昨年比では104%と増えた。ますますの出荷で、幸先の良いスタートがきれた」と語った。
(日刊木材新聞 H27.02.03号掲載記事抜粋)
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