木造で防火認定取得~断熱性高く環境負荷低い~
木造で防火認定取得
断熱性高く環境負荷低い
日本アクア(横浜市、中村文隆社長)は、高断熱性能と環境負荷の低さを兼ね備えた次世代型の現場吹き付け硬質ウレタンフォーム断熱材の新商品で、木造で初めてとなる防火認定を取得する。
新商品は、発泡媒体に、高い断熱性能を発揮するが温暖化係数は低い発泡ガス(HFO)を用いたもので、12月に全国で発売する。
建築物、戸建ての両方に使用できるが、このほど業界で初めて、木造軸組向けの防火試験に合格、木造戸建て向けにも販売を強化する方針だ。
新商品「アクアフォームNEO(ネオ)」は、発泡媒体にHFO(ハイドロフルオロオレフィン)を用いており、熱伝道率0.026W/m.K以下と、水発泡の従来商品の3割強という優れた断熱性能を発揮する。一方、オゾン層破壊係数はゼロ、地球温暖化係数は5未満と、環境負荷値は低い。断熱性能と環境性能という、従来は両立が難しかった性能を兼ね備える“次世代型”の断熱材だ。
同社はこれまで、木造戸建て向けにはノンフロン水発泡の断熱材を販売してきたが、今後は新商品を加えた2種類の販売となる。
(日刊木材新聞 H25.11.29号掲載記事抜粋)
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