電気復旧までに長期化も ~埼玉・千葉の竜巻~
電気復旧までに長期化も ~埼玉・千葉の竜巻~
埼玉県内の材木店で被害
2日午後2時頃に埼玉県越谷市や北葛飾郡松伏町、千葉県野田市などを襲った竜巻は周辺地域に大きな爪あとを残した。
埼玉県木材協力会によると、3日朝までに被災地域にある材木店1社で事務所や材木置場の窓ガラスがすべて割れ、屋根が破損したほか、自動車の前部が飛ばされてきたものに当たり破損するなどの被害がでたことが確認されている。
大きな被害のあった越谷市大杉地区では、3日も日没までブルーシートで屋根の破損した部分を塞ぐ作業や瓦礫の撤去などの作業に追われていた。
主な住宅の被害では窓ガラスや屋根、外壁の破損が見られ、破損した外壁からは断熱材や防湿シートがむき出しになっていた。
近くには市立北陽中学校があるが、体育館は天井が飛ばされ、窓ガラスもほとんどが割れていた。
その隣にある市立第二学校給食センターも窓ガラスがすべて割れ、駐車していた車のフロントガラスも割れて、周辺にはガラスや塗装が散乱していた。
その裏の水田は竜巻の通り道となったため、中学校や住宅の屋根の破片のほか、500メートルほど離れたところにあるスポーツセンターの駐車場の看板が落ちており、竜巻のすさまじさを物語っていた。
(日刊木材新聞 H25.9.5号掲載記事抜粋)
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