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2012年を顧みる 環境

FIT開始 木質バイオと太陽光発電急増 環境配慮型、認証通じ提示へ

7月に再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)が始まり、今年は「再生可能エネルギー元年」となった。

従来、企業にとって太陽光発電は利益が見込みにくく、CSRのために設置されるケースが多かった。

しかし、FITにより、太陽光発電の買い取り価格はkW当たり40円(税抜き、10kW以上の発電設備)、税前の投資収益率(IRR)は6%も見込めるようになった。

有望な投資事業となったことで、今年は住宅業界でも木材、建材・住設機器から住宅会社、流通業者まで、大手中小の別なく発電ビジネスに乗り出す動きが急速に活性化した。

自社の工場や倉庫、遊休地を活用するほか、土地を借りるケースも多い。

 

 

 

 

(日刊木材新聞 H24.12.22号掲載記事抜粋)

詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。

日刊木材新聞ホームページ http://www.n-mokuzai.com

 



バガスボードなど来年商品化 ~LIXIL~

内装向け環境配慮型素材

LIXIL(東京都、藤森義明社長)は、内装材や外装材向けの環境配慮型素材の開発・採用に積極的に取り組んでいる。

先週開催されたエコプロダクツ展では、同社ブースでその最新状況が紹介された、来年には商品化される見込みの素材も展示された。

同社は今春、タイの木質ボードメーカーへの技術協力を決め、同メーカーが製造する「バガスボード」F☆☆☆☆対応や高強度化を進めている。バガスボードは、砂糖を精製する工程で出る、サトウキビの絞りカス(バガス)の繊維を接着剤で固めた繊維板、パーティクルボードなどと同様に、家具や内装建材の素材として使われている。

LIXILの技術協力で、バガスボードはF☆☆☆☆使用を実現し、今年中に申請を出す予定。

耐水性や強度も向上し、来年にはLIXILの収納扉のコア材などで商品化する目でも立ってきたという。

 

 

(日刊木材新聞 H24.12.22号掲載記事抜粋)

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完成保証を店頭で提供 ハイアス・アンド・カンパニー

ハイアス・アンド・カンパニー(東京都、濱村聖一社長)は、13年2月から住宅購入者向けの住宅完成保証制度の取り扱いを開始する。

同制度は、住宅会社の倒産などで工事が継続できなくなった場合に住宅を完成までサポートする仕組みだ。

前払い金の損失や追加で必要な工事費用負担などを補償契約の範囲内で保険金を支払い住宅購入者の希望によって住宅完成まで、代わりの住宅会社を斡旋し、完成までサポートする。

同制度は、13年2月に熊本でオープンする店舗窓口を皮切りにサービスを展開する予定だ。店舗窓口では、住宅性能の見極めた比較の仕方、住宅会社の経営状況の開示などを行うとともに、施主に完成保証制度をつけることで安心して住宅を購入できる仕組みを構築する。

出来高払いを導入し、バックアップに完成保証保険の制度を活用し、通常は施主負担が20万円位かかるものを、店舗では無料から2万円程度で提供していく。

 

  

(日刊木材新聞 H24.12.22号掲載記事抜粋)

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地盤解析会社がマザーズ上場 ~地盤ネット~

地盤業界に新たな風を

地盤解析専門会社の地盤ネット(東京都、山本強社長)は21日、東証マザーズに上場した。

同社はこれまで「地盤セカンドオピニオン」を主力商品として、急速に業績を拡大。

IT系企業によるIPO(新規株式効果)が続くなか、年内最後の新規上場は地盤業界の成長企業が飾ることとなった。

設立から5期目となる同社は、地盤の再解析サービス、地盤セカンドオピニオンを中心に業績を拡大しており、設立からの利用数は全国で累計3万棟を超えている。同社のシステムは、地盤改良工事の要否を第三者の立場化から再度チェックするもの。同サービスを利用することによって、一度改良工事が必要と判断された物件のうち約68.2%(12年9月時点)の物件で改良工事が不要と判断されている。

また、同社の発行する地盤品質証明書は、損害保険会社との契約に基づいており、長期の賠償リスクマネジメント体制も構築している。

 

 

(日刊木材新聞 H24.12.22号掲載記事抜粋)

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エコプロダクツ大賞など受賞 ~LIXIL~

最新のゼロバランス住宅を紹介

LIXIL(東京都、藤森義明社長)の「通風・創風設計サポート」が第9回エコプロダクツ大賞のエコサービス部門で、環境大臣賞を受賞した。

同社はこのほど開催された日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2012」にもブースを出展し、同サポート通風や採光を適切にコントロールする可動ルーバーや、縦型の小型風力発電など最新の省エネ・創エネ技術を紹介した。

通風・創風設計サポートは、建設予定の建物の設計図面や立地条件などに基づき、より効率的に風を取り込み室内に行き渡らせる窓や室内建具の選び方、配置や開き方などを提案するサービス。

1件当たり4万円の有料サービスだが、利用状況は当初計画の2倍以上の件数で推移し好評だ。

エコプロダクツ大賞では、自然の風を生かして快適な暮らしにながら、夏の節電に貢献するサービスとして評価された。

 

 

 

(日刊木材新聞 H24.12.21号掲載記事抜粋)

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