持ち家、賃家は3ヵ月連続で減少 ー8月の新設住宅着工ー
木造貸家は累計約5%増
国土交通省は29日、8月新設住宅着工を発表した。
8万562戸(前年同月比2.0%減、前月比3.2%減)で2ヵ月連続で減った。
ただ2016年があまりの高水準だったことから、前年比で減っていてもまだ高位を保ち、17年1~8月の累計は前年比1.0%増。
木造の累計も同1.0%増だが、木造貸家は同4.8%増と好調だ。
持ち家と貸家は前年比で3ヵ月連続で減っているが、これをどのように見るか難しいところ。
17年8月の貸家は3万4968戸(同4.9%減、同3.8%減)と、17年累計では前年比2.2%増ながら、今年度に入ると前年度比1.6%減と減っている。
しかしそれでもこの水準はここ数年のなかではかなりの高水準で、分からないのは今後さらに大きく減少するかどうかということだ。
金融機関によるアパート建設ローン融資貸出額が抑制されたといっても、着工への影響は微減程度。
むしろ木造貸家は2ヵ月連続で1万4000戸超という高水準につけており、貸家全体の着工が減少傾向にあるなか、木造貸家は16年の推移と足並みをそろえている。
16年9~11月の木造貸家はさらに上振れして1万6000戸超を記録しているため、今後の動向が気になるところだ。
| |
17年8月
|
前年比(%)
|
17年1~8月
|
前年比(%)
|
|---|
新設住宅計 |
80,562 |
98.0 |
637,002 |
101.0 |
持ち家 |
24,379 |
92.6 |
186,401 |
97.7 |
貸 家 |
34,968 |
95.1 |
272,913 |
102.2 |
給 与 |
487 |
80.1 |
3,706 |
85.5 |
分 譲 (分譲一戸建て) |
20,728 (11,493) |
112.0 (100.8) |
173,982 (90,409) |
103.1 (102.8) |
木 造 |
46,912 |
96.3 |
352,551 |
101.0 |
在来木造 |
35,758 |
98.0 |
267,030 |
102.1 |
木造貸家 |
14,412 |
98.7 |
103,570 |
104.8 |
民間資金 |
72,877 |
99.4 |
570,938 |
102.1 |
公的資金 |
7,685 |
85.9 |
66,064 |
92.5 |
(日刊木材新聞 H29.9.30号掲載記事抜粋)
詳しくは日刊木材新聞紙面をご確認下さい。
日刊木材新聞ホームページhttp://jfpj.co.jp